モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」(全曲)
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ぎしぎし |
小生は基本的にモーツァルトはアーノンクールで聴くのが好きなのですが、ドン・ジョバンニは特にイイと思うのです。あいかわらず管がフガフガいっていて、このシニカルな滑稽さは、ストーリーの意図によくあっており、地獄落ちがいちばん自然に聞こえるのもアーノンクールなのです。
歌手の配役をみると、音楽に対しては過激なアーノンクールも、女性感は非常に保守的で常識的であることがわかり、面白いです。
グルベローヴァのドンナ・アンナは精神の切迫したゆらぎの表現が素晴らしく、硬質な張りのある声で、すっかり悲劇のヒロイン。
オペラを聴いたとは思えないほど、ひんやりした気分になります。



