2006年はモーツァルト生誕250周年!

モーツァルト・アーカイヴ

http://ec2.images-amazon.com/images/P/B000E6G37E.01._SCMZZZZZZZ_V56527253_.jpg 定価 : ¥ 4,500
販売元 : ユニバーサルクラシック
発売日 : 2006-03-22
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価格: ¥ 4,500
モーツァルト弾きの白眉!

まずは音質。はっきり言って何の問題もありません。古い録音でこれより悪いのはいくらでもあります。録音技師が携わっていない録音というだけのこと。却ってマイクがピアノに近くて音がクリアだし、グルダのタッチのくせなんかも聴き取ることができます。本人が生前お蔵入りっせたのは、これだけ寛いで演奏している録音をプロの演奏家としては公表したくないと考えたからなんじゃないかと勘ぐってしまうくらいです。気の置けない友人に囲まれたときだけに見せる素顔の演奏という感じです。最近、化粧の濃いモーツァルトの演奏ばかりで辟易していましたが、この演奏があれば、今年のにわかモーツァルトブームを安心して乗り切れそうです(笑)。

モーツァルトは死んでいない

音源がカセットテープということで最初は購入を躊躇したが、買って正解の一枚だった。音質の粗を探すより前に、音楽の淀みない流れに心を奪われる。
世界的に評価が高いあるピアニストのソナタ集を聴いた時(彼女も同じグラモフォンだったなぁ)、その正確ではあるがつまらない音楽につくづく世評は当てにならないと感じた。その時聴いた音楽は、殿堂の中のモーツァルトの彫像のような死んだ音楽だった。
グルダの弾くモーツァルトは、評価の固定した動かない音楽ではない。まるで同時代に生まれ、今、評価を受けようとしている音楽だ。そういう意味でこのモーツァルトは死んでいない。

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