モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」全4幕
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実演の参考になる模範的好演。 |
実演の参考になります。
ケレン味がなく、映像も丁寧に撮られています。
惜しむらくは音声がところどころで歪んでいること。
1967年の製作ですから仕方がありませんが・・・。
しかし模範的な舞台であり、実際に舞台で実演を試みる方には、
衣装なども含めて、とても良い参考になると思います。
CHAPTER割も全体で30個と比較的細かく、頭出しが楽です。
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マティスのスザンナが可憐 |
1967年、ハンブルグ歌劇場公演の収録。イッセルシュテット指揮。ドイツ語公演。音質も画像(カラー)も最良とはいえないが、瑞々しさの溢れる舞台だ。29才のエディット・マティスがスザンナ、31才のアーリーン・ソーンダーズが伯爵夫人と、ソプラノ陣が初々しく美しい。ケルビーノも丸ぽちゃの童顔美女で若い。第二幕の着せ替えシーンなど、三人とも"娘モード全開"で盛り上がっている。そして、剣を突きつける伯爵を前に、衣裳部屋から出てくるスザンナのシーンは格別だ。腕をゆっくり組み、片足を大きく前に出して交差させるなど、大胆にして愛嬌たっぷり。
第四幕、伯爵夫人の正装をしたスザンナをフィガロが"誘惑"して引っぱたかれる、あのデュエットの何という美しさ! 『フィガロ』の音楽で「どれが一番」などとは言うも野暮だが、それでも、この痴話喧嘩のデュエットには"神の業"とも呼びたくなるような美しさがある。マティスはこの前年に、ベーム指揮ザルツブルグ音楽祭でケルビーノを歌った。ともにDVDで見られるのが嬉しい。

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