モーツァルト:交響曲第36番ハ長調 K.425《リンツ》
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最高! |
クライバーがどうやって指揮しているかが分かるだけでも感動ものなのに,ホールがいいのか録音技術の賜物なのか,あるいはこれがVPOの実力なのか,音がまたすばらしい。
しかも,同じ指揮者,同じ楽団で,作曲者によって音の出し方,響かせ方が違うんですから。
モーツァルトは軽やかに,ブラームスは重厚に。
魔法に魅入られたような72分です。
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クライバーならではの雰囲気を楽しめるDVD |
指揮台に上がって一礼しても鳴り止まない拍手に、クライバーも思わず苦笑して再度オケを立たせて一礼する、そのはにかんだ笑顔を見た瞬間に、その会場にいるかのような感覚に陥る。ぐいぐいとオケを引っ張るかのような「リンツ」。すみずみまでオケを操作しつくしたかのようなブラームスの2番。指揮棒をさまざまに持ち替えながら十指をことごとく使ってのクライバーの指揮ぶりも見事なものだ。音質もよい。ただ画像がややセピア色に見えるのは、時代か会場の照明のせいか監督の演出か。クリアな画面を見慣れた目にはちょっと異質に感じられた。しかし、演奏はそれを補って余りある名演である。

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