モーツァルトの逸話その3




謎の使者

正体不明の男がモーツァルトに死者のためのミサ曲「レクイエム」の作曲依頼をしているが、この依頼主はモーツァルトの死後に判明している。それは貴族のヴァルゼック=シュトゥパハ伯爵という人物で、彼は創作的な才能がないので、作曲家の作品を購入し写譜して使用するという方法をとっていた。

モーツァルトの「レクイエム」は未完だったが、弟子のジュースマイヤーが補筆完成させたが、ヴァルゼックは1793年12月に近郊のウィーナー・ノイシュタットで「レクイエム」を演奏し、オーケストラ総譜に「ヴァルゼック伯爵作のレクイエム」と直筆でサインを残している。

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